消費者金融のキャッシングは、審査時間を短くしているという事が特徴であり、即日融資が中心です。急いでいる場合は非常に便利な商品ですが、金利は他の金融機関が提供しているキャッシングと比較すると高めとなっています。
また、2010年に完全施行された貸金業法の中に、総量規制という規則が新たに加えられています。総量規制は、借り入れ総額は年収の3分の1以内に制限するというルールで、貸金業者側の貸し過ぎと利用者側の借り過ぎを防止する事を目的としています。
貸金業法に違反した場合は行政処分の対象となります。このために、現在の消費者金融のキャッシングは、借り入れ希望額が50万円を超える場合や他社借り入れ残高と合計して100万円を超える場合は、所得を証明できる書類の提出が必要となります。
これは、申し込み者の側が新規借り入れを行っても総量規制の範囲内である事を証明しなければならないからです。